高血圧について

40代になると健康診断のいろいろな数値が気になりますが、その中の1つに血圧があります。やはり血圧は健康のバロメーターの1つとして重要な数値です。そこで中高年の高血圧についてご紹介したいと思います。

 

血圧とは?

高血圧、低血圧とよく使われる言葉ですが、どちらも正常値範囲外になると注意が必要になります。私たちは生きていくために重要な酸素や栄養は、血液によってさまざまな細胞に運ばれます。その重要な血液を送り出すポンプが心臓です。その心臓が血液を送り出すときに血管にかける圧力を血圧と言います。

 

血圧は上と下を測りますが、上は収縮期血圧と言って送り出すときの最高血圧です。下は拡張期血圧と言って送り出された血液が全身を回り、心臓に戻ったときの最低血圧となります。

 

40代からの正常値

40代……男性…131/84mmHg・女性…125/77mmHg

50代……男性…138/87mmHg・女性…133/81mmHg

60代……男性…143/84mmHg・女性…141/81mmHg

70代……男性…147/80mmHg・女性…146/78mmHg

 

血圧は低めがいい

血圧の正常値が正常値内であれば安心するのではないでしょうか。しかし正常値内であっても脳卒中や心筋梗塞を起こすことも結構あるのです。ただしさまざまな調査や研究からは、血圧が高くなるほど脳卒中のリスクが高まること。また脳卒中の発症率は、血圧低めの人より正常値内の人は約1.7倍、Ⅰ度~Ⅱ度高血圧の人は約3.3倍、Ⅲ度高血圧の人は約8.5倍ものリスクとなることが明確になっています。このことから血圧は低めが良いということが言えるのです。

 

高血圧の原因

高血圧には一次性高血圧と二次性高血圧があります。一次性高血圧の原因は特にトラブルがないのに血圧が高くなるタイプです。血圧が高まる要因には塩分の取り過ぎ、加齢による血管の老化、ストレス、過労、運動不足、肥満、遺伝などがあります。また二次性高血圧の場合は腎臓にトラブルがあったり、ホルモン異常が原因と考えられ、これらを改善することで高血圧も改善します。

 

高血圧の改善を考える

40代を過ぎると高血圧で注意しなければならない人が増えるようになりますが、やはり一番の原因は血管の老化が考えられます。そのためにも血管の老化を防ぐ、強力な抗酸化物質を含む食べ物などを意識的に摂りましょう。また摂りにくいときにはサプリの応援などもプラスしてみることもおすすめです。他にも塩分の摂りすぎ、暴飲暴食、運動などの見直し、ストレス解消法を自分なりに身に付けたり、適度な休養なども真剣に見直しましょう。

 

運動はウォーキング、サイクリング、スイミング、水中ウォーキング、エアロビクスなどの有酸素運動を意識的に毎日の生活に取り入れたいものです(無酸素運動は一時的に血圧が高まるので避けます)。40代に入ったら、若いときのままの食事や運動など生活習慣を見直し、健康を意識した生活にシフトしていくことが大切です。