中性脂肪の増加

40歳を過ぎると中性脂肪の数値が多くなる人が増え始めます。中性脂肪が増えると皮下脂肪や内臓脂肪の増加につながります。そのため中年太りや、お腹ぽっこりなどが目立つようになるのです。特に内臓脂肪は放っておくと、とても危険な脂肪と言われており早く対策をしなければなりません。中性脂肪の増加はなぜ起こるのか、特に40代からの中性脂肪の増加についてのご紹介です。

 

中性脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪

内臓脂肪は内臓脂肪型の肥満を引き起こし、皮下脂肪は皮下脂肪型肥満を引き起こします。どちらも内臓や血管、筋肉、細胞を守るためには必要な脂肪ですが、溜まりすぎるとこれらの肥満の原因になってしまいます。中性脂肪は皮下に溜まれば皮下脂肪、内臓の回りに溜まれば内臓脂肪となるため、中性脂肪が増えると皮下脂肪や内臓脂肪の増加につながるのです。

 

中性脂肪の役割

中性脂肪はエネルギーの元となるもので、それが使い切れずに余ってしまうと、内臓の回りや皮下に溜まっていきます。中性脂肪は油なので水分である血液とは混ざりません。そこで中性脂肪はタンパク質の膜に覆われたリポ蛋白リパーゼという脂肪分解成分によって小さく分解され、血液に混ざって細胞に運ばれエネルギーに使われていきます。

 

しかしエネルギーとして使われなかった分は、細胞内でまた中性脂肪という形に戻ります。その細胞が皮下細胞なのか、内臓の回りの細胞なのかによって、皮下脂肪や内臓脂肪に変わってしまうのです。細胞の中に存在している中性脂肪は運動によって、ホルモン感受性リパーゼというホルモンが活発に働き、中性脂肪を分解してくれます。これが「脂肪を燃やす」「脂肪燃焼」などという言葉で表されるのです。

 

なぜ40代になると中性脂肪が増えるのか

40代になって中性脂肪が増えたという人が、圧倒的に多いのはなぜなのでしょう。基本は食べた分と運動して消費した分のバランスが悪いからということになります。しかし特に40代になって暴飲暴食の回数が増えたという人はそれほど多くありません。今までと特に変わったことをしていないのに、急に中性脂肪が増える原因があります。

 

その1つが代謝の低下なのです。同じ食生活や運動をしていても、代謝が低下すれば脂肪燃焼も低下し中性脂肪が増えてしまいます。つまり40代になったら、今までと同じような食生活や運動では脂肪が溜まりやすいということなのです。しかし現実はどうでしょう? 暴飲暴食は若い頃からの習慣になってしまっている場合も多く、急に減らすことはなかなかできません。

 

また40代になり毎日の疲れなども溜まりやすくなると、運動する日も減ってしまいます。若い頃は階段で上がっていたところも、ついエスカレーターを使うようになります。歩いて買い物に行っていた人も、最近では車を使うようになったりと、実際に40歳を過ぎて行っていることは脂肪をどんどん増やすことが多いのです。

 

中性脂肪を減らすには

では1度増えてしまった中性脂肪を減らすには、一体どのようにしたらいいのでしょう。まず食生活と運動を見直すことが重要です。食事はできるだけ野菜を増やし、油分の多い調理を減らす意識も大切です。天ぷら、トンカツ、唐揚げ、インスタント食品など、そろそろ40代になったら減らす意識を持つようにしましょう。

 

また肉の脂肪部分もできるだけ避け、赤身中心に食べるようにします。肉の変わりに中性脂肪やコレステロールを減少させる魚を増やすことも大切です。炭水化物や糖類なども今までより減らす努力をしていきましょう。

 

運動も意識的に毎日最低30分、激しい運動でなく脂肪燃焼を目的とした有酸素運動をするように頑張りたいもの。毎日の生活の中でも体を動かす意識をすることも大切です。また代謝を高めコレステロール、中性脂肪を減らす体質を作るため、セサミンサプリメントなど毎日の生活にプラスすることもおすすめです。